-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2013-02-16 18:54 | カテゴリ:コンサートレビュー
今日は、奈良文化女子短期大学の、
「サタデー・オン・ステージ」でした!(^○^)

昨年も出演させていただいたこの本番は、
毎月、どこかのバンドが、キャンパス内の
吹き抜けの部分で演奏会をするというもの。

IMG_3910_convert_20130216183651.jpg
Before

IMG_3919_convert_20130216182419.jpg
After

今月は奈良高校吹奏楽部の「ウィンター・ハートフル・コンサート」
でした!(^○^)

学生食堂で無料のランチ券で昼食が食べれて、
しかもバス・トラックも向こうが手配してくださり、
さらには、なんと出演後に1人ずつ図書カードやお茶の
差し入れまでしていただけるという、
もう至れり尽くせりの本番なんですよね(*´`*)

今回は、1時間のステージということで、
定期演奏会とリンクした曲を演奏しました!

本当にたくさんのお客様に来ていただき、
立ち見が出るほどの一杯ぶりでした・・・。

椅子は余分に用意したつもりだったんですけどね・・・。

IMG_3913_convert_20130216182401.jpg
Before

IMG_3938_convert_20130216182537.jpg
After


演奏は、ハプニングも多々!ありましたが、笑
とりあえず最後まで演奏できてよかったです。

この反省と、成功した部分を活かして、
いよいよ定期演奏会に向けて、
練習していきたいと思います!



<プログラム>
・勇気100%
・「となりのトトロ」セレクション
・ふるさと(合奏+合唱)
・スウィングしなけりゃ意味がない!
・You Raise Me Up
・ムーンライト伝説
・名探偵コナンのテーマ
・花は咲く(合唱)
・ディープ・パープル・メドレー
・情熱大陸(アンコール)

スポンサーサイト
2012-12-27 02:46 | カテゴリ:コンサートレビュー
23日は、奈良県バンドフェスティバルでした。
今年も橿原文化会館で行われ、高校選抜バンド、中学校選抜バンド、
大学・一般・ディレクターズバンドがそれぞれあり、
ゲストステージとして、今年はあの有名な
鹿児島情報高校が出演されました!

まずは、高校選抜バンド。
本校顧問の鹿島先生作曲によるファンファーレの演奏のあと、
ビートルズのメドレーを2曲続けて演奏。
そして、奈良県吹奏楽連盟理事長山瀬先生指揮で、
福島弘和作曲の「百年祭」

この曲はもともと、城内高校という
今は郡山高校に統合された学校の
創立100周年記念に委嘱された作品で、
しかもこの年にこの学校は廃校になるという
もうこれだけでドラマができそうなほどの
ストーリーを持ちながら、吹奏楽部員は
当時、たったの10人。
そんなメンバーを考えつつ作曲した
若かりし福島氏のこの曲は、
本当にシンプルな声部で書かれているにもかかわらず、
緻密で美しい響きをもった名曲になり、
当時のコンクールで史上最低人数で(しかも未だ破られていない)
奈良県代表として関西大会に出場したという
奈良県吹奏楽史に残る大名演、名曲なのであります。

そして、当時の関西大会の審査員をしていたという
大フィルホルン奏者の村上哲氏が感動し、
この曲を今年の「なにわ《オーケストラル》ウィンズ」の
10周年記念曲にも選んで、しかも
作曲者の福島市に再度、大編成用で
NOWのために委嘱し直したという
もう素晴らしすぎるほどのストーリーを持つ曲なのです。

冒頭のClソロから始まり流れるようにFlなどのソロへと続いていきます。

丁寧に練習を重ねた成果が見られ、
山瀬先生の熱のこもった指揮との相乗効果で
とても素晴らしい演奏でした。


そして続いて中学校選抜バンド。
これまた名曲中の名曲、コーディル作曲の
「バンドのための民話」を、なんと屋比久先生の指揮で。

屋比久先生はもともと中学校の吹奏楽部指導をされていて、
石田中学時代の名演である兼田敏のパッサカリアや、
小禄中学校時代のチャンスの朝鮮民謡など、
この頃も全国で名演奏をしておられます。
今回もとても分かりやすく丁寧な指導で
中学生をまとめ上げられ、
スッキリとした、聴きやすい民話が
できあがっていました。
選抜バンド結成1週間とは思えないほどの
アインザッツなどは、さすが屋比久先生と
本当に驚き、勉強になりました。



そして続いて一般バンド。
今年はディレクターズバンドも加わったため、
顧問の鹿島先生もTuで参加。
いい音鳴らしてはりました。さすが。

曲はこれも屋比久流の、
J.B.チャンス作曲「朝鮮民謡の主題による演奏曲」
僕自身耳にタコができるほど聴きまくっていた曲ですが、
こんな解釈の仕方もあるのかと
とても勉強になり、またこのチャンスが
本当に素晴らしい作曲家であるということが
改めてわかった、すごい演奏。
福岡工業大学附属城東高校(略して福工大)
時代にこの曲で全国金賞を受賞された時の
素晴らしすぎる名演は、中間部のTpソロに
代表されるように、本当に美しい音色と
そのブレンド感が重要なこの曲を、
様々なバンドから集まってきた人たちが
演奏したらどうなるのだろうと思っていましたが
要所要所できちっと約束事のように「決まり」
のようなものが見えて、
最後はキチッとまとまる演奏でした。



休憩をはさんでいよいよゲストステージ。
まずはオープニングで美しいコラールのような曲を演奏しながら
屋比久先生が登場。これだけで客席は引き込まれました。
そして、今年の吹奏楽コンクールの課題曲と自由曲を演奏。
ものすごく丁寧で、明瞭なマーチ。
そして、冒頭からアンサンブルだらけの
超難曲、エルフゲンの叫び。
どのアンサンブルになっても音色が変わらず、
喧嘩にならない恐ろしいサウンド。
そして、名物となったオルガンハーモニー。
今回はTp,Tb,Euなど、主要楽器のトップが
いないそうで、音量や音圧といった点では
確かに圧倒的、というほどではありませんでしたが
逆にそれだけの人が抜けていても感じるのは
その点だけ、というのがまた恐ろしい。

コンクール曲に続いては
僕自身が屋比久先生の曲と言ったらコレ!
と断言してしまうほど大好きな
チェザリーニの「アルプスの詩」
冒頭のTuの5度でずーーーっと伸ばしている
和音の安定感と、両側にいるHrの伸び伸びとしたソロ。
そしてそれに絡んでくる小鳥のさえずりのような
美しすぎるPiccなどから嵐の描写へ移ったときの
各楽器のバランスとアインザッツが素晴らしい!
そして、嵐の後のアルプスの山麓の風景である
Clを主体としたメロディーの美しいこと・・・。
もう涙が止まりませんでした・・・笑

完璧なサウンドコントロールの中での
ダイナミクスレンジは本当に幅広く、
最後の最後の1音まで丁寧に息を入れ続ける
「音楽」に感動・感涙しました。


そして、ポップス曲へ。
「青春の輝き」は、A.Saxのソロで。
完璧なアンブシュアと長いフレージングで
とても伸びやかな音でした。

続いての「ど演歌エキスプレス」では、
Tpの人がマイクを持って会場を歩きながら
演歌を熱唱されていました。
これがまたウマい・・・(笑)

そして、最後が鹿児島情報といえば!
というか屋比久先生といえば!この曲、
「エルザの大聖堂への厳かな行列」
繊細な冒頭から、だんだんと楽器が増えていくのに、
まったく雑にならず、むしろ制度が増していくような
息をのむほどの美しさ。
そして金管楽器が入ってきたところから
一気に音の厚みが増して、
深く暖かい音楽が溢れだすように
進んでいき、低音の印象的なモチーフが出てきてからは
最後まで緊張感が解けず、大音量なのに
ものすごく軽い響きの重厚な音?(笑)
という言葉で表すには難しいですが、とりあえず、
素晴らしい音楽になっていました!(^^)!


そのあとのエンディングは、
大人数の小学生と共に「つばさをください」を
合唱&吹奏楽で演奏。
一昨年は生駒中、昨年は天理高が
このエンディングを演奏していましたが、
今回はコンセプトというか、解釈が全く違って
とても新鮮で、本当に「美しい」と感じました。


最初から最後まで、何から何まで
勉強になった今年のバンドフェス。
「吹奏楽の神様」は、やはり圧倒的すごさでした。

ぜひこれからの練習に役立てていきたいと思います!



お別れは、ミーティング中の鹿児島情報高校と屋比久先生で・・・。

121223_185559.jpg


kossy

2012-11-21 00:34 | カテゴリ:コンサートレビュー
文字色OB演奏会の次の日、18日(日)に、
大阪城ホールで開催された
第25回全日本マーチングコンテスト
高校以上の部を見に行ってきました(^-^)

チケットを知り合いに都合してもらったこともあり、
僕とムッキンの二人で行きました。

とりあえず着いたら並ばなければ
いけないだろうと、ある程度は
予想していたのですが、
まさかこれほどまでとは
思いもしませんでした(笑)

DVC00064.jpg


これ、ずーっと向こうの
橋を渡ったところの先に
先頭があるんですよ(笑)
ざっと500メートルほど。


中に入ると、座席数分しか
発売されていないはずなのに
座るところがないほど埋まり尽くしていて、
開始直前になんとか座ることができました(>_<)

ほぼ真横の位置で横ラインを
バッチリ見ることができました。

今回は、一度やってみたかった、全団体レポに
挑戦しました(笑)
はい、バカですよね~ww

ま、バンドジャーナルの
記者になった感じですね(笑)(笑)

ということで、興味のある方は
読んでみてください(笑)


1,駒澤大学附属苫小牧高校(北海道)
ブルースブラザーズから、宇宙戦艦ヤマトで外周。バッテリーが少なく、管楽器中心でピッチがよかったが、外周、その他コンテが簡単であるためラインのずれも目立った。

2,三重県立相可高校(東海/三重)
スミスの、アフリカの曲。マルチで野生動物の鳴き声で走り回っていて、ちょっとビックリ。世界観はよく出ていたので面白かった。バスクラのソロがカッコよく、外周の曲がり方も毎回違っていて工夫されていた。

3,熊本県立熊本工業高校(九州/熊本)
ヘスのイーストコーストよりNew Yorkで外周のあと、ラプソディー・イン・ブルーへ。楽しくてノリノリな感じで選曲はGood!BTのアレンジが良く、スネアでブラシを使うなど、スティック選択も良かった。途中でピアノと音符の形のコンテがあったり、ラストは《I♥NY》だった。

4,愛知県立名古屋南高校(東海/愛知)
ファンファーレで開始。金管が左、木管が右という配置で面白かった。ベルアップやフロントベルなど楽器操作に富んでいて見ていて楽しく、合唱もあった。

5,滝川第二高校(関西/兵庫)
クラシックなマイナー系のマーチ。短調なため、すごく大人びてオシャレに見えた。衣装がカッコイイ。トリオが特に音楽的だった。その後スペイン音楽のマラゲーニャ。マーチングではよく聞く曲だが、特有のアツさがあまりなく、淡々とした感じ。フォローザのドリルの美しさはとても良かった。

6,埼玉県立伊奈学園総合高校(西関東/埼玉)
アップテンポなマーチで外周。とても音楽的で木管中心のサウンド。BTのチューニングピッチが気になった。吹奏楽作品のマゼランでは、民謡系の旋律が上手くコンテとあっていて面白かった。Percが多い譜面のため、マーチングに向いていた。

7,箕面自由学園高校(関西/大阪)
最初にコラール。息の入った美しく落ち着いたサウンドでGood.シン・レッドラインは、クラがとてもよく鳴っており、阪急みたいなサウンド(笑) 歩きだしの半拍前の動きが特徴的で綺麗だった。M基礎をよくしていることがわかる。最後はサンバで、観客に伝えたいことがわかる、素晴らしい演奏・演技だった。

8,土佐女子中学高校(四国/高知)
マーチでは指揮者がいないため裏打ちが特にずれやすかった。直線的なコンテが多く、ラインが綺麗で横から見てもおもしろかった。外周の曲がり方の工夫もあって面白かった。

9,柏私立柏高校(東関東/千葉)
入場時からその人数の多さで圧倒。マーチは強奏の後のpがめちゃくちゃ綺麗。シンバルが16人、サウンドが厚く、乱れないラインと音楽は1次元違う。マードックでは、樽谷作品の声部の多さを利用してすごい響きを生み出していた。あの、花びらシンバルも登場した。

10,宮城県宮城広瀬高校(東北/宮城)
トイレに行っていたため見れず・・・。
ごめんなさい(T_T)

11,福岡県立北筑高校(九州/福岡)
木管高音が綺麗。ピッチがよく、ラインが本当に美しい。金管がよく鳴り、バランスも良かった。八木澤作品1曲だけなので止まることがないので見ていて面白い。BTのチューニングがよく、いいアクセントになっていた。

12,岡山県立岡山東商業高校(中国/岡山)
奈高とよく似た編成ながら、各楽器ともよく鳴っていた。ピッチが気になるところもあり、3拍子の曲でのコンテにも少し違和感があった。

13,佐賀学園高校(九州/佐賀)
マーチング向きのサウンドを持ったバンド。ゴッドスピード!ではメリロ(作曲者)さがよく出ていた。コラールのような旋律の時にはもっとフレーズを長く取るべきだろう。DMの踊りがすごく、ラストのフロントカンパニーのコンテも良かった。

14,安城学園高校(東海/愛知)
スーザフォンではなくマーチングチューバを使ってるので、低音がとてもよく響き、バランスがよかった。またWRソロがあり、Ob2本で見事なデュオだった。シンバルのサイズが様々で、要所ごとに使い分けているのが面白かった。

15,青森県立弘前実業高校(東北/青森)
「たなばた」のアップテンポなところで外周をし、マークタイムは、中間部で。SaxとEuphが前でソロを吹いていた。中間部が終わると、スーザの人が楽器を置き、大きな和太鼓を担いで登場。その横に、龍笛か篠笛みたいな笛の人が並んで、なんと青森のかっぽれという民謡を演奏!掛け声と踊りを周りの人がして、真ん中で2人がソロをするというものすごくカッコイイことをしていた。しかも最後の方はなんとそのまま「たなばた」に曲が合流!編曲もおもしろく、演技の良さがとても光ったいい演奏だった!

16,徳島県立城ノ内高校(四国/徳島)
かなり小編成で楽器が少ないにもかかわらず、各パートがきちんと鳴らしているが、やはり無理をしてオーバーブローになっていたところも見受けられた。でも、1列のラインで前進するところは本当に美しかった。

17,精華女子高校(九州/福岡)
まず、客席にいる応援団と保護者のアツさにビックリ(笑) スーザはAll金色で、出だしのTp10人ほどでのファンファーレはもうすごいとしか言いようがない。楽器を本当に「ちゃんと鳴らす」のはこういうことなのだと知った。そして少しアップテンポなマーチに入るが、テンポキープ力が最高で、全パートの音量バランスといいダイナミクスが完璧。楽器操作も尋常じゃない速さでキビキビ動き、見ていて気持ちが良い。やはり金管中心のサウンドで、中音の分厚いハーモニーが効果抜群。センターピボットは天理教校など比べ物にならない美しさ。ラインが揃いすぎていて怖かった(笑) そしてラストの圧倒的な音量のサウンドで、終わってからの会場のどよめき方がすごかった。本当に感動。異次元の音楽だった。

18,出雲北陵高校(中国/島根)
ここも人数がそこまで多くないが、何しろ歩き方が綺麗!Tb3本で完璧な3和音を作り、Tuも発音と音型が美しかった。スラーの吹き方が上手く、レガートっぽさがよく出ていた。基礎をきっちり積み上げているのだな、とわかるサウンドだった。

19,東京農業大学第二高校(西関東/群馬)
「エルザの大聖堂への~」から始まり、「第3幕の~」で外周。このバンドにはカラーガードがついていた。シンバルはここも16人。大編成だが、音量・鳴りはそこまでだった。ワーグナーらしさがあまり出ておらず、Tuの音量がめちゃめちゃでかかった印象。コンテはなかなか面白かった。

20,大阪桐蔭高校(関西/大阪)
ここもスーザはAll銀。やはり金属スーザは音の響きが全然違う。まず、コンテで「2012」の文字を作り、ウォルトンのマーチで外周。オーケストレーションがすごすぎで、木管は指回し&トリルの細かさに脱帽。永遠と連符地獄だった(笑) そして、アーノルドの「女王への忠誠」。サウンドがほぼオケで、金管の鳴りも自然。王冠の中に♥が入っているというオシャレなコンテも見られた。Ob,Fg、Bclの感動的なソロと、合唱の男声の音量、綺麗さがすごかった。圧倒的な音圧と「TOIN」の文字で終了。すごかった・・・。

21,富山県立富山商業高校(北陸/富山)
ここも、スミスのアフリカだったが、コンガを持ってマーチングしているのには驚いた!Piccソロやもく帝のサウンドがよく、コンテも円形はとても綺麗だったが、倍速のテンポで歩くときに音が揺れてしまったのが残念。ラストのバストロの音質は最高だった!

22,八王子学園八王子高校(東京)
Saxアンサンブルは綺麗だった。ホルンがビューグルを使っていたので、後ろに音がいく心配がいらず、非常にサウンドがまとまっていた。アッチェレランドをかけながらのマーチングは初めてで、S.Dのテンポアップ感がよかった。

23,千葉県立松戸六実高校(東関東/千葉)
なんて読むのかわからず、「松戸第六実業高校」の略?とか思っていたら、「むつみ」と読むことがアナウンスでわかった(笑) グロッケンのソロが完璧ですごかった。そこまで人数が多い方ではないのだがTuの割合が多かったのでサウンドは安定していた。フィナーレはよく練習してきたのが分かり、とてもきれいに仕上がっていた。好印象!

24,大阪府立淀川工科高校(関西/大阪)
昨年の構成とまっっっったく同じらしいが(笑)、リンカンシャーのコラールから入って、元気ハツラツ!ハイデックスブルグ万歳!で外周。なんというか、すべての音が、オオサカの気前の良い音!って感じで、「はい、どうも~!」みたいな生徒の笑顔が気持ちよく、コンサートに来た気分になった(笑) でもこのことは実はすごいことで、たった数分で自分たちのワールドに引き込める淀工パワーが感じられた。カーペンターズで踊った後の、どっしりとした六甲おろしは、もうこれぞ全国常連の堂々たる演奏!って感じで、温かい満足した演奏だった。

25,習志野市立習志野高校(東関東/千葉)
トリを飾ったのは、これも常連、習志野高校。マーチングバリトンとマーチングホルンを使っていてサウンドのまとまりがある。フルートは細部まで歌いこんでおり、適度にかかるビブラートが心地よかった。 いきなり真ん中に女性が走りこんできたと思ったら、なんとソプラノ歌手!恐ろしいほど上手いホンモノのソプラノの声に会場どよめき・・・(笑) その横でObがオブリガートを吹くが、これも抜群にうまい! と思っていたら、合唱になったのだが、なんと女子全員が声がソプラノ歌手!発声が美しすぎて、怖くなるくらいの、ホンモノを聴いた。終始、習志野ワールドで圧倒し続け、「いろんなことできるんだよ」感が満載のスーパー演奏だった。



書き始めたら止まらないもので、読者の皆さんには申し訳ありませんでした・・・。
昨年3月に聴きに行ったアンサンブルコンテストの全国もそうでしたが、やはり全国大会のレベルというものはすさまじく、同じ高校生とは思えないような「音色・音量・企画構成」を見ることができました。
これからも機会があれば是非、全国大会というものを、生で見てみてほしいと思います。

ちなみに、今回はダントツでずば抜けていたのが、精華女子高校と、大阪桐蔭高校でした。

それでは!

2012-09-10 23:42 | カテゴリ:コンサートレビュー
NHKで日曜日の夜9:00からやっている、「ららら♪クラシック」という番組。

この番組が今回、「ららら♪吹奏楽」と称して、吹奏楽についての特集に。

ゲストは、元東京佼成ウィンドオーケストラのコンサートマスターであったSax奏者、須川展也氏と、航空自衛隊中央音楽隊Euphonium奏者、外囿祥一郎氏のお2人。

Nobuya Sugawa_convert_20120911000201
profile2.jpg

超スーパープレイヤーのお2人が、吹奏楽の魅力について語った後は、いよいよ演奏へ。

トップバッターは、NHK交響楽団の吹奏楽で、A.リードの『アルメニアン・ダンス・パート1』
けっこう前の演奏みたいで、Tpに津堅直弘氏がいたりと、なかなか面白い映像&演奏。
やはりオケの人たちなので、1本1本の音がとても綺麗で、素晴らしい。
Tb1stは新田幹夫氏で、パワフルな音が聞けたり、茂木大輔氏のObも美しすぎて溜息・・・。
やはり、上手い。

この次に流れたのが、東京佼成ウィンドオーケストラの、ピーター・グレアム『サモン・ザ・ドラゴン』
冒頭から輝かしいファンファーレの後、うねるような厚い響きの音楽が進んでいくが、何しろ音ミスやパスり、ピッチのズレが目立つ演奏で、しかもグレアムの曲ということもあり、Brassbandが原曲だから、そんな曲を吹奏楽でやることの厳しさというのも感じられる演奏に。

そして、「ららら♪ライジングスター」というコーナーでは、若手のトロンボーン奏者、清水真弓氏の紹介に。

star_convert_20120911005721.jpg


この方は、慶應義塾大学の理工学部で情報学を勉強していたらしく、全く音楽とは関係のない専門分野を持つ、異色のプレーヤー。
しかし、ドイツであの、世界的Tb奏者のB.スローカー氏に師事し、その才能を開花させ、今秋からは名門、ドイツ放送交響楽団の首席奏者に就任することが決まった。
ヨーロッパでの首席奏者を女性が就任するのはこの方が世界初。
光栄なことである。

そして、A.プライヤーの「スコットランドの釣鐘草」を演奏。
僕自身の実体験より、この曲は本当に難しいので確かにミスは目立ってしまうものの、太く重厚で分厚い音と、明るく繊細なアタックは素晴らしく、女性トロンボーンニストとしてのこれからの活躍に期待したいと思った。


続いて、吹奏楽のルーツともいわれる、軍楽隊の演奏を聴くことに。
数々の名演を生み出してきたアメリカ空軍音楽隊『星条旗よ永遠なれ』
めちゃくちゃ古い、白黒映像の時代の演奏で、Tuba・Euphは前向きのベルの特殊楽器だったり、B.Dの叩き方が今ではもうされない叩き方だったりと、歴史を感じるすさまじい演奏。
何よりも驚いたのは、この時代にここまでクリアな音質で録音できる技術があった当時のアメリカの技術力と、そうは言っても劣悪な録音でここまで綺麗な音楽を残す音楽隊のレベルの高さ。
これぞ!吹奏楽!といえる演奏だった。



最後は、その軍楽隊からプロの吹奏楽団として活動をして、世界中に吹奏楽を知らしめた、世界一有名といっても過言ではない、パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団
パリ高等音楽院という、世界的にも最高レベルの音楽専門学校を卒業した奏者たちで構成されるこのバンドの音楽は、LIVEも録音CDもほとんど大差がないようなほど完璧な演奏をすることで有名だ(笑)

今回もLIVEの模様だったが、ミスは当然ゼロ。驚異的なレベルである。

演奏したのはベルリオーズの『ローマの謝肉祭』

もともとはオーケストラの曲だが、編曲したのはこのギャルドの団員だったデュポン。
数々のオケ作品を編曲して、この楽団のレパートリーに組み込んでいき、吹奏楽の新たな可能性を開拓した人である。
そんなローマの謝肉祭は、弦楽器のめまぐるしい動きもすべて木管が完璧に吹きこなし、管弦楽とは全く違った面白さの出る演奏になっていた。
それに、このギャルド特有の編成で、Euphは使わずサクソルンバスを使ったり、ファゴットはバスーンを使ったりというのでサウンドが明るく、かつ重厚で、至高の楽団の威厳ある響きを楽しむことができた。

エンディングに、ゲスト2人による、モリコーネの『ガブリエルのオーボエ』
奈吹のソロ発表会でオーボエパートが演奏したこともあり、みんなよく知る曲だが、この名曲をSaxとEuphという吹奏楽ならではの楽器のデュオで聴けたのは本当に良かった。
須川氏はソプラノサックスで暖かく歌いこみ、外囿氏は包み込むような音色と、高音まで変わらない音質で魅了。
素晴らしく充実した1時間の番組であった。


前日に部員全員に紹介のメールを回したのだが、どれほどの部員が実際見たかはわからない。
でもこれを見た部員たちは必ず何か刺激を受けて、また練習になにかを活かすことができると思う。




来週の同番組は、ゲストがあのスーパー木管アンサンブル『レ・ヴァン・フランセ』である。
ベルリンフィル首席のFl奏者エマニュエル・パユや、東京佼成首席指揮者のCl奏者ポール・メイエなどのまさに“神”たちが集まる驚異のアンサンブル。
その世界もぜひのぞいてみてほしい・・・。



芸術の秋を迎えるこれからを、たくさんの刺激で成長できる季節にしていきたい。




2012-08-09 23:26 | カテゴリ:コンサートレビュー
繝悶Λ繧ケ+1_convert_20120809221911


今日はblast!の奈良公演でした!

会場は奈良県文化会館国際ホール。
私たちのコンクールがあった会場です。

入ってからまず、公演プログラムを購入…。

1,500円…。 た、高い(笑)

この借りは必ず演奏で返してもらうぞ!
と鼓舞しつつ、ホール内に入ると、
あの黒いステージに白いライン。
そして紫のライトが揺れる、
ブラストの空気が早くも漂っていました。


ステージの真ん中に1つのスネア。

僕を含めて4人は最前列の左寄りでした。
目の前にTimpが置いてありました。

いよいよ始まると…。

1曲目はボレロ。

日本人プレーヤーの石川直が登場し、
あの、有名なリズムが刻まれていくと、
なんと最初のソロが僕たちの
ほんと目と鼻の先で、フリューゲルンホルンでした。

次のフレーズはユーフォニアム。

そしてどんどん音が厚くなって、クライマックス。

観客が一瞬で空気に呑まれ、演技者の演技
一つ一つを見逃すまいと見入っていました。


そのあとは、カラーガード用の演技、
ビューグルだけの曲や、Jazz、Swingなど
アメリカンなステージもたっぷりで、
Tp,Tbなどのスーパーハイトーンのソロも
聴くことができました。

前半の最後は、これぞブラスト名物!の
『バッテリー・バトル』
スネア奏者の2人が息詰まるほどの
超高速パラディドルど、様々な技(ワザ)で
たった太鼓1個なのに、何分間もの緊張感を
会場に張りつめたまま、魅了しました。
その一人が石川直さんでした。
本当にカッコイイ!(^^)!

ishi_convert_20120809223802.jpg

そして、ブラックライトを使った
名物パフォーマンスへ…。
8人のPerc奏者が寸分のズレもなく
光るスティックで同じリズムを叩き続ける
このパフォーマンス。
本当に圧巻としか言いようがない
完璧な次元に、ただただ感動!


休憩時間は、これまた名物のロビーコンサート。
いや、この人たちの場合はロビーパフォーマンスかな?

ロビーは人であふれかえっていました。
しばらくして5人の奏者たちが出てきました。
DSC02774_convert_20120809225140.jpg


椅子を叩くこのパフォーマンスは、
天理高校もまねした超―カッコイイ!
ってみんなが思うパフォーマンスなんですよね!
石川さんのメンバー紹介では一人一人が
一発芸をやっていくという面白さ(笑)

このロビーコンサートも
大盛り上がりで終わりました。


後半もアツイアツイアツイ!ステージで、
最後の『マラゲーニャ』はもう、
血のように真っ赤に染まるステージと
圧倒的なサウンドと演技力で終始圧倒し続けて
意識が飛びそうになりました(笑)

やっぱりスペイン音楽はいいですね!


今回の公演で特に聴き入ってしまったのが
各楽曲のアレンジでした。
前半にあった、アパラチアの春は、
合唱から始まり、そのあと
民謡のフレーズとも混ぜて演奏するという、
非常に凝って練られたアレンジで、
演奏、演技さることながら
そっちの見事さに舌を巻いていました。
さらに、マラゲーニャも
DCIでのThe Cadetsといバンドのドリルの
アレンジと全く一緒だったので、
本当に感動しました。

DCIの動画はこちら↓

DCI Cadets Malaguena

ちなみに今日、僕とムッキンはいろんなものを購入してしまいました(笑)
DSC02785_convert_20120809221913.jpg
左から、公演プログラム(1500)・スポーツタオル(1500)・Tシャツ(2500)・イヤホン(1000)・クリアファイル(500)です(笑)

なかなか高いんですけどね~。

終わってからも興奮は冷めず、会場はずっと騒がしいままでした。
次の機会があればみなさんもぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか?
満足すること間違いなしです!

プログラムはまた楽器庫に置いておきます。
ブラストのDVDも持っているので、貸してほしい方は言いに来てください。


ということでブラスト!奈良公演レポでした!\(^o^)/

DSC02788_convert_20120809221901.jpg



   kossy
2012-08-04 20:09 | カテゴリ:コンサートレビュー
さぁ!明日はいよいよ今年のコンクール本番です!

会場は奈良県文化会館。
本番の時刻は12:20です。

この間先輩方が引退されて
新入生が入ってきたと思ってたら
もうコンクール…(・_・;)

早いものですね~。


今年の課題曲はⅢ:吹奏楽のための綺想曲『じゅげむ』
自由曲は歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」

この夏をかけて練習してきた成果を
いっぱいに詰めた12分間のを最高の演奏で
終えることができるよう頑張ります!

応援よろしくお願いします(^^ゞ

DSC02753_convert_20120804182544.jpg
2012-07-14 22:05 | カテゴリ:コンサートレビュー
13日の金曜日。不吉な予感がする日ですが(笑)、この日は最高に楽しい時間を過ごせた日でした!(^^)!

圧巻!アメリカン・サウンド
と名付けられたこのコンサート。
ニューヨーク・フィルハーモニックの首席金管奏者が5重奏のアンサンブルで日本中をツアーで回る企画。
僕たちが行ったのは伊丹公演で、「伊丹アイフォニックホール」という比較的新しいとても綺麗でおしゃれなホールでした。
aiphonic.jpg
今回は一括して13人分のチケットを取ったので、割とまとまっていい席を取ることができました。

今回来日したのは、Tp フィリップ・スミス、イーサン・ベンスドーフ、Hr フィリップ・マイヤーズ、Tb ジョゼフ・アレッシ、Tu アラン・ベイアーの5人。
世界的にも神的存在のスミス・マイヤーズ・アレッシなどの偉人をこんなにも間近で見れる機会はまずないので、始まる前からとても期待をしていました。

この日はハプニングもあり、ホールに着いたのが開演3分前という超ギリギリの時間でしたが、割と遅れて始まったのでよかったです。

コンサートのオープニングは、
N,フェッロ作曲の『エントリー・ピース』
僕は一番後ろの席だったのですが、いつ始まるんやろう~と、待っていたら、ふと後ろに人の気配を感じ、振り向くとそこには巨大な外国人が!
と思うとその人はトランペットを持っていて、しばし考えてから気づきました。「スミスや!この場所で吹き始めるんや!」と。
そして楽器をゆっくりと構え、大きく息を吸ってから、パーーーーン…。と素晴らしく澄んだ綺麗な音。
続いて反対側からベンスドーフも吹き始め、階段を下りながら舞台へ。すると舞台横からはマイヤーとアレッシが出てきて、最後にベイアーがゆっくり歩きながら登場。
輝かしいサウンドと圧倒されるパワーで進む音楽に、一瞬で会場の空気が変わりました。

そこからあっという間に前半が終了。
前半の中で特に印象に残ったのは、バルメイジズの『金管五重奏曲』
3楽章からなるこの曲は、各楽章に明確なテーマがあり、シンプルでとても分かりやすい曲でした。
1,3楽章は楽しく明るく軽快な楽章なのですが、2楽章がフリューゲルホルンを使った温かみのある音色と丁寧な音楽で作り上げられた濃密で荘厳な楽章でした。


2012-06-25 02:19 | カテゴリ:コンサートレビュー
6月17日(日)に、天理高校の定期演奏会に行ってきた。
今年は天理楽朋会が70周年だそうで
その記念のため、かなり豪華なゲストが顔をそろえたオトクな演奏会。

日本のトッププレーヤーであるSax奏者の平原まこと氏と、「ゆうがたクインテット」でおなじみのアキラさんこと宮川彬氏。

この二人のステージの模様は後ほど…。




さぁ、まず1曲目のオープニングは、これぞ宗教の学校、天理!という
『おやさと大行進曲』
この曲は、かの有名な大作曲家、團伊玖磨が作曲したそうで、天理の歴史と威厳を感じる幕開け。
式典で演奏しなれているのか、とてもサウンドが明瞭で無駄がなく聴きやすかった。


さて2曲目はオリジナル作品の
『The rebieth 《復興》』
最近話題のこの曲は、保科洋が作曲した阪神淡路大震災後の復興をモチーフにした作品。
先日から高円・奈良市吹の演奏を聴いてきたが、やはり天理は全く違う次元で別世界。
最初のクラの単調で短調な旋律もエネルギーがみなぎる。
曲が進むにつれ音の厚みが増していき、頂点では完璧なサウンドコントロールの見える強奏で聴衆を圧倒。
この曲では特にティンパニとバストロの秀逸なテクニックとサウンドが印象に残った。

この次はステージを総入れ替えしてJ組メンバーでの演奏。
『交響詩「フィンランディア」』は、
自分も中学生3年の時に演奏した思い出の作品。
実はこの時同学年だった友人が天理に行き、再びこの舞台でTimpを叩くという偶然もあり期待していたのだが、さすがにひとつ前にA組の音を聴いてるだけに聴き劣りはするもののサブメンバーとは思えないサウンドで、この学校の人員の厚さを知った。

そして再び入れ替えをした後は今年の自由曲だという、
矢代秋雄作曲の『交響曲』
この曲は日本フィルハーモニーの委嘱作品でバリバリの現代曲であるが、強烈な印象を残すこの曲はまさに天理の雰囲気や音楽性にマッチしていたと思う。
他の曲とは比べ物にならないレベルと完成度で、吹き手の意識的にもかなり充実した曲への理解がみられる演奏。
この難曲で今年のコンクールでもいい実績を願うばかりである…。



休憩をはさんで2部の幕開け。
緞帳が上がると、舞台にはピアノと椅子と譜面台だけ。
そして出てきたのはなんとゲストの二人のみ。
2部のテーマは『アキラさんとまこと君 ふたりのオーケストラ』

まずは、平原氏のソプラノSaxで
『風のオリヴァストロ』
意味は、〈オリーブの風〉らしい。
美しいピアノと暖かい純粋な音のソプラノが絡み合う音楽が心を動かす。
この二人の世界が一瞬にして会場の空気を飲み込んでしまった…

このステージは演奏も喋りも含めてすべてが1つのSHOWであり、アキラさんの話術が早くも炸裂し、平原氏のクールなキャラとアキラさんの変人キャラが笑いを誘う。

2曲目は有名な『ニューシネマ・パラダイス』
住宅販売のCMでも使われている曲も入った、「どこかで聞いたことのある」曲ばかり詰まった《美しい!》を200個並べても言い足りないほどBeautifulな演奏…。
お洒落で綺麗で、これがオトナの音楽なんだ。と、思った。


しっとり系の曲の次はいよいよアキラさんの編曲スペシャル!
まずはあの有名な童謡『サッちゃん』を、テナーSaxをフィーチャーしたJazzアレンジで。

「サッちゃん」をナメてはいけません…。ナメては、いけませんよ…。
と忠告したアキラさんの言葉通り、メタルのマウスピースなのに太く太く息が溢れるほどの暖かい音と共に、柔らかに艶を出すピアノが、見事なまでにお洒落で美しい「サッちゃん」を生み出す…。(笑)
これを聴くと「サッちゃん」は、どこか夜のバーでゆっくりお酒を飲んでいる女性だったのかと勘違いしてしまうほどのピッタリさ(笑)

だが、実はこの曲、歌詞にいろんな説があり、普通は3番までが主流のようだが、10番説、99番説など幅広い。
また、都市伝説も多くあるようで、相当怖いのもあるという。
興味のある人は調べてみてもいいかもしれない。

ところでこの曲の3番の歌詞で、

 サッちゃんがね 遠くへ行っちゃうって ほんとかな
 だけど ちっちゃいから ぼくのこと 忘れてしまうだろ
 寂しいな サッちゃん


というのがあり、この「寂しいな」ってところのフレーズがアキラさんがとてもお気に入りのようで、平原氏の歌いまわしに泣きそうになっておられた(笑)
確かにこの辺の少し寂しげな感じが、Jazzのブルースを引き出すのかもしれない…。




続いても、ナメたらあかん童謡シリーズで『あんたがたどこさ』を。
まず、この曲にはある1部分で、不可解なところがあるという…。
歌詞は以下の通り。



 あんたがたどこさ 肥後さ
 肥後どこさ 熊本さ
 熊本どこさ 船場さ
 船場山には狸がおってさ
 それを漁師が鉄砲で撃ってさ
 煮てさ 焼いてさ 食ってさ
 それを木の葉でちょいとかぶせ




さぁ!このなかでおかしいところ…。


そう!最後の一行!
ひとつ前の歌詞との意味がつながらないのだ。

木の葉でかぶせる「それ」とは?
食ってから…何があってこれにつながるのか。
それをアキラさんが考えました!
その内容が…(笑)

アキラさんいわく、「つまり、煮て、焼いて、食うと、食べられた狸くんはまず食道を通り、胃の中で消化をされ、そして十二指腸を通って小腸、大腸、直腸へと進み…!?
そう、ポトンっ!っとなるわけですよね(笑)
そして…。

それを木の葉でちょいとかぶせ~♪

になるのです!!!」
(観客拍手!笑)

なるほど(笑)
そういうことだったのか。

この、「作詞者が隠さなければいけなかった部分」を、特に力を入れてアレンジした渾身のあんたがたどこさ。その演奏は…!?


ノリのいいスウィングな感じで始まり、

♪あんたがったどっこさ~ひっごさ~……

出だしは至って順調♪
しかし問題の部分へ来ると…!
平原氏のSaxから「ギョオォーーー!ギュルルルル~!ギュア!ギュオ!」と、
身の毛もよだつ、気持ち悪い音がしばらく発せられ続け…。
いつしか平原氏は客席を走り回り、客にベルを押しあて、ありったけのギャオギャオを振りまいた後ステージに戻ってきて、「それを木の葉でちょいとか~ぶ~せ。」と締めくくられました…(笑)

なんという壮絶な曲(笑)


この曲を聴いた限りで僕が想像したストーリーは、


やっべぇ!腹こわした!
ト、トイレどこや?
な、ない~‼‼ パニック!
あっ!見っけた! ダーーーッシュ!
え?まじで? し、閉まってるぅ~!(泣)
ドンドンドンッ!

あ、空いたーーーーーっ! 駆け込む!

…ギュオー!ギャオ!ギュルルルル…。

ふぅ~
ホッと一息…。



のようなストーリー(笑)

こんな下品な曲にされてしまった童謡であった…(笑)



さぁ!そんな童謡シリーズの次は、雰囲気をがらりと変えて、平原氏作曲の『La Belle Pomme』
天理高校の校内放送かなんかで実際に流れているという曲らしく、周りの天高生が、「あ、これ聴いたことあるわ」という反応をしていた。
これもまたメロメロに美しいメロウな曲
こんな曲が流れるなんて、羨ましい学校だ…。



そして、この2部いよいよ最後の曲が、 『アリエスの星』
アリエスという少年が星を追いかける…。
というようなストーリーだったような記憶があいまいなのだが、疾走感とその中にロマンチックな星空の響きが混ざる、リアリティー溢れる素晴らしい作品。

ふたりのオーケストラ。まさに、満喫。


この2部のアンコールに演奏したのが、NHKで人気の番組、『ゆうがたクインテット』のテーマソング!
なんとこの曲、平原氏はクラリネットを吹いていた。
後でわかったことだが、あの「ゆうがたクインテット」のクラリネット奏者「フラットさん」は、実は平原氏が演奏していたらしい。
これまたビックリな話であった…。



さぁ、そして再び吹奏楽部ステージにもどるが、
3部の1曲目は『行進曲「希望の空」』

今年の吹奏楽コンクールの課題曲4番だが、この演奏は僕に大きな衝撃を与えた。
出だしのファンファーレの後、Aメロが始まるが、木管群のアーティキュレーションが結構長め。
「わりと丁寧に吹くんやなぁ~」と思っていたら、Bメロで同じ旋律をTpが吹き始めると、なんとアーティキュレーションがめちゃめちゃ短くはっきりと変わる!
同じ旋律なのに、吹き方ひとつでこんなにも明るさが変わるのかと感動した。
Trioではクラの秀逸な音色と歌いまわしで、曲の作りの薄さを感じさせず、Tb,Tuの打ち込みの和音がオルガンのようにハマる、本当に「気持ちイイ」演奏。
その後の再現部でも、決して吹きすぎず、でもしっかり鳴らす、という絶妙なサウンドコントロールの行き届いた完璧な演奏だった。

ここから指揮を宮川氏が担当。
まずはご自身のオハコでもある『組曲「宇宙戦艦ヤマト」』
お父さんから受け継いだこの曲を、天理サウンドと共に鳴らし切っていた。
随所に現れた平原氏のソロも逸品。

そしてこれも大ヒットを生み出した『マツケンサンバⅡ』
これぞラテン!!と言わんばかりにはっちゃけ、直管が鳴らし、パーカッションが叩きまくる!
宮川氏は、もう指揮というよりダンスといったほうがいいくらいノリノリに踊っていた(笑)
これだけうまいバンドでやると、さぞ気持ちいいことだろう。



再び指揮が吉田先生に戻った後は『ご長寿番組大メドレー』
テレビの名作傑作20曲、と副題がついているこの曲は、

キューピー3分クッキング/世界・ふしぎ発見!/水戸黄門/くいしん坊!万才/ミュージック・ステーション/世界の車窓から/鶴瓶の家族に乾杯/徹子の部屋/渡る世間は鬼ばかり/ミュージックフェア/小さな旅/よしもと新喜劇/笑っていいとも/きょうの料理/パネルクイズアタック25/ライオンのごきげんよう/笑点/サザエさん/バラエティ生活笑百科/NHKのど自慢

の曲が、まぁよく見事にこんなにもうまくつなげたもんだ!
と感嘆するほどのメドレーで、花道で曲紹介のカンペをめくっていた黒子がちょくちょく小芸を挟むのもおもしろかった。

そしてこの日の最後のプログラムは『ボルサリーノ』
映画音楽であるこの曲は、岩井直溥の編曲で素晴らしいメドレーになっているのだが、天理高校はそこにさらに、名物パーカッションソロを入れるのだ。
途中でいきなりマーチングBDを持って5人が入ってくる。
そして見事なパフォーマンスを披露し、去っていく…。
まさに、花形!ともいえるこのパフォーマンスで、
しっかりとお客さんのハートをゲットしたに違いない。


『ボルサリーノ』天理高校




2012-06-04 00:13 | カテゴリ:コンサートレビュー
今日は奈良市吹の演奏会に行ってきました!

創立40周年ということで、
会場の奈良県文化会館は
開演30分前から満タンに。
本当にたくさんのお客さんが来ておられて、
こんなにもたくさんの方に愛されてる楽団は
素晴らしいなと思いました。

キャンディード序曲で始まった演奏会は、
華々しいサウンドに飾られて
早くも期待が高まります。
2曲目は、今年の市吹の自由曲だという
保科洋の《復興》
出だしは木管のとても美しいタッチで
静かに始まり、パワフルな金管群のサウンドに
圧倒されました。
高円高校とは、また違ったアプローチで
とても気持ちよく聞かせてもらいました。

そしていよいよこの日のゲスト、
NHK交響楽団首席トロンボーン奏者
新田幹男氏による、
アッペルモントの「COLORS」。
Yellow・Red・Blue・Green
の4楽章で構成されたこの曲は、
新田氏の明るくパワフルな音と
最高にマッチングしていたと思いました。
僕は去年の秋にN響アンサンブルで
新田先生の音を真横で聴きましたが、
やはりその時から今日までもずっと感じるのは、
とてつもない息の量とスタミナを持っておられる
ということです。
柔らかく暖かい音も、パリッとした力強い音も
あの息に支えられているからこそ出るのだと思うと
とても納得ができました。
1部の新田先生のステージの特別アンコールでは
A Song For Japan」を演奏してくださいました。
この曲は東日本大震災の復興を祈って
外国人作曲家が世界中にプレゼントという形で
著作権を放棄し、自由に演奏、編曲できるという曲です。
僕もよくこの曲を友達と吹いたりしていますが、
いつかどこかで吹奏楽の大編成版でやってみたい曲の一つです。

是非この動画を見て、みなさんもどこかで演奏をしましょう!(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=HIQ63_WoKwg
(ちなみにこの動画は本当に世界でトップの奏者ばっかりが出てきます。
リンドバーグ・アレッシ・ボースフィールド・ベルリンフィル・NYフィルなどなど…)

ついでに、A Song For Japanのサイトはこちらです。
http://www.trombones.jp/JP/about.html
(右側の、記念曲・編曲のコーナーで、様々なスタイルの楽譜が出ています!)



2部からは、奈良県でこちらも老舗の
奈良ウィンドコンサートファミリーの
賛助出演ステージ。
大阪市音楽団のコンサートマスター、
長瀬敏和氏が指揮をされていました。

それに続いて、奈良市吹の
オールスターズの登場。
以前に奈良市吹で活動していたことがある方が
たくさん出てくるというなんともおいしいスゴイ舞台に…。
僕の師匠も中学3年の時に奈良市吹に入団したそうで、
長い歴史の中でたくさんの方がこの楽団で活動されていたんだなぁと思いました。
実は、新田先生も大学生のころ一時期
奈良市吹で活動されていたらしく、
これには会場の人々もビックリ!
N響奏者を生み出した楽団なんて、
スゴイですね!

ということで新田先生もトロンボーンパートに仲間入りをして、
ジェイガーの「シンフォニア・ノビリッシマ」。
吹奏楽といえばこれ!というのにふさわしい、
アルメニアンダンスに並ぶ超有名曲ですよね。
ひっくり返るほどの爆音とアツすぎる音楽魂で、
終始泣きそうになりながら背筋ゾクゾクで聴いていました。
こんなにも単純で素晴らしい曲を
ここまで圧倒する演奏で聴けて
もうお腹いっぱいになりました!感動!

そしていよいよ3部へ。
ここでは、音楽監督兼指揮者の
松岡徳郎氏が編曲をした作品のプログラミング。
美空ひばりメドレーの次に、
自身が40周年の記念に書き下ろしたという
Samba de Quarenta」を演奏。
とてもノリノリで明るく爽快!
いい曲でした。
最後は、松岡氏渾身の映画メドレー。
自身のブログでも、最も難しく時間のかかった曲だ、
と書いてあったように、全く性格の違う9曲を
見事につなげられた素晴らしい曲でした。
メドレーの締めくくりは僕たちにも馴染みのある
ハリーポッターのテーマで。
やはり最後まで気持ちのいいサウンドで
締めくくってくれました!


そしてアンコールへ…。
アンコール1曲目ではなんと、
長瀬敏和氏がA.Saxソロを。
そして最後の情熱大陸/松岡徳郎ver.では
新田幹男氏が突然出てきてソロを!
そしてさらにさらにそれに続き
指揮者の松岡氏自身がFlソロを吹くという
もう感動のプロ三昧。

本当に贅沢すぎる、感動で素晴らしい演奏会でした。



僕は松岡氏とは幼少の頃から交流があり、
今日も開演前にいきなりカメラを渡され
コンサートの写真を撮ることになってしまいましたが(笑)、
この方が今まで書いてきた膨大な数の曲は
本当に素晴らしいものばかりです。
この情熱大陸もそのうちの一つで、
小さいころからこのアレンジで聴いていた僕は
奈高でもやりたいなぁと密かに企んでいます(笑)

そして一緒に聞いていた先輩方と
裏側の搬入口へ。
たくさんの生徒たちに囲まれながの
新田先生が解放されてからお話をすると、
なんと僕と谷○先輩のことを
N響アンサンブルの時におったなぁ!
と覚えてくださっていました!
とてもうれしかったです。
これからも更なるご活躍を期待しています。

ところで、指揮者の松岡氏は天理高校のご出身で、
《波の見える風景》《セントアンソニーヴァリエーション》
の時のトップフルート奏者です。
この時の両曲の演奏は、天理の長い歴史でも
特に有名なほど上手く、感動的な名演で知られています。
こんな方が身近なバンドにいるなんてすごいですよね!

また、奈良高校のOBの方もたくさん出ておられて、
僕は制服だったので終演後のロビーで声をかけられることが多く、
やはり今のバンドにはすごく興味と期待を抱いてるそうです。

末永く愛されるバンドを目指して、
私たちも頑張りましょーうっ\(^o^)/




    kossy

2012-05-07 23:55 | カテゴリ:コンサートレビュー
Bistro Euphonia Nara という
奈良県を拠点に活動しておられる
プロのユーフォニアム奏者の方々の
演奏会に行ってきました。

大和郡山城ホールの小ホールで
3年前から始まったコンサート。
大阪市音楽団の三宅孝典先生がリーダーを務め、
本校吹奏楽部でもお世話になっている深川先生や
島村楽器で講師をしておられる志津先生など
6名のユーフォニアム奏者と
チューバの山口真理子先生などが
メンバーの団体です。

やはり身内のコンサートなのか、
開場には顔見知りがたくさん…。
県内の小・中・高校生や顧問の先生方が
多くいらっしゃいました。

プログラムは、ブラームスの「大学祝典序曲」
Euph6,Tuba1の7重奏でオープニング。
管弦楽が原曲のこの曲を、オケにはない
Euphで演奏するという試みはなかなかおもしろかったです。

そして深川先生とTuの山口先生のデュオで
エワイゼンの「Pastorale(パストラーレ)」
深みのある柔らかな音でしっとり歌い上げるのは
まさにEuphの醍醐味。

そしてトロンボーン・カルテット《Zipang》
のために書かれたという高嶋圭子の
「Tb4重奏のための古都三景 鎌倉~奈良~京都」
やっぱりトロンボーンのための曲だなというのが
素直な感想。Euphでやると、雰囲気に違和感がありました。

その次の「メリーウィドウ」は
楽しく明るく元気な感じで、
有名な曲だけに小学生も楽しそうでした。
この曲から衣装がドレスに変わっていたのも
好印象だったのかもしれません。

そして作曲者自身が後ろで聴いていた
「Association2」は、作曲者いわく
イライラする部分というのがあるということだったが、
…本当にイライラしました(笑)
あ、曲としてですが…(笑)
心情変化みたいなのが多く、
いろいろな感情移入があって
面白かったです。

最後はナレーション&歌付きで
ミュージカル「Cats」のメドレー。
三宅先生の娘さんが司会をされていましたが、
その方が途中でマイクを持って出てくるという
企画としてもおもしろビックリな演出。
ドラムも入ってて良かったです。

アンコールはなんと超!定番の「風になりたい」
Euphだけなのでモコモコしてましたが、
にぎやかに盛り上がって終わりました。
始めて行ったコンサートでしたが
楽しむことができました。


   kossy
2012-05-06 21:45 | カテゴリ:コンサートレビュー
遅くなりましたが、久々の更新です!

5月3日に大阪のザ・シンフォニーホールで
行われました、なにわオーケストラル…
略してNOWの演奏会に行ってきました!

この演奏会は、年に一度
全国のトップオーケストラの管打楽器奏者が
集まって吹奏楽を演奏してみよう!
というコンセプトに基づいて10年前に始まった
吹奏楽ファンが最も興奮するイベント!(笑)

今年は震災の影響で前もって東京のホールを
取ることができなかったそうで、
なんと2日間の大阪開催。

このコンサートは決まった指揮者がいるわけではなく、
基本的に淀川工科高校の丸谷先生と、
毎年ゲスト指揮者とでやるのですが、
今年は2011年度の全日本吹奏楽コンクールで
圧巻の「華麗なる舞曲」を演奏し全国1位を獲得した
岡山学芸館高校の中川重則先生。

実はこの方、フルートのK・H先輩がファンだった
ミッチーこと及川光博に少し似ているのだ…(笑)
nakagawa_photo.jpg

この写真ではわかりづらいが、
プログラムの写真は本当にそっくりである(笑)

まぁそんなことはおいておき、
演奏会のほうのレビューへ…。

ホールに入るとまず目の前に丸谷先生!
の横にはあの「笑ってコラえて!」に出てた
東海大高輪台高校の畠田先生も!
東京公演がないからあっちの方の先生方も
みんな大阪に集まるんですね~

今年はロビーコンサートは無いということで
ホールに入って時間を潰していると
舞台上でミニコンサートが!
Sax4重奏と、Hr5重奏だった。
Hrは毎年面白いことをやってくれるが、
その張本人、村上先生がなんと指揮(笑)
これですでに面白い予感だが、なんと
演奏した曲は「エル・カミーノ・レアル」‼‼‼‼(爆)
「嘘やろ(笑)」というほど超絶技巧を繰り返しながら
中間部の再現部に入ると、ヤッパリ…www
村上先生が踊りまくり(笑)
いいメロディーやけどそんな踊らんでもエエやん(‐∀‐)
というほど踊る(笑)開場も笑に包まれました。



これもまぁ置いといて
プログラムの方へ…(笑)


スパーク: ジュビリー(五十年祭)序曲

 冒頭のTPが7度跳躍するファンファーレ。
 高校生なら誰か一人くらいハズしてしまいそうな
 恐ろしい譜面だけど、圧巻の演奏でスッキリ!!!
 この演奏会への期待が高まるのも当然。


オリヴァドーティ: イシターの凱旋

 ものすごくシンプルで、逆に粗が目立ちそうな
 ある意味の難曲…。長三度の和音が
 イジメみたいにバンバン出てくるわ出てくるわで
 TBとかHrの三音担当の人たちの悲鳴が聞こえてきそう(笑)
 それでもやっぱりNOWはすごい…。
 選ぶ方もアレだけど、完璧に演奏しちゃうのも
 アレですよねwww(笑)


福田洋介: さくらのうた(課題曲Ⅰ)

 冒頭のピッコロがキレイすぎて
 改めてこのバンドのクオリティの高さを感じる。
 丸谷先生も言っておられたが
 この曲は作りが薄いところが非常に多い。
 そこを埋めるのがなんといっても
 TB・Hrのハーモニーたち。
 これが本当にすごい。
 メロディーよりこっちが気になるくらい
 綺麗にハマってました。感動。


和田信: 行進曲「希望の空」(課題曲Ⅳ)

 冒頭からの気持ちいいほど明るいサウンドで
 元気をくれる始まり方。
 なんといってもこの曲は6/8でできているため、
 PercとHrのリズムがどうしても甘くなりやすい…。
 でもこの人たちは
 「えっ?んなに簡単に吹いちゃっていいんっすか?(笑)」
 って言いたくなるくらいスラスラ吹いてしまって
 しかもそれが不思議なほどピッタシはまってくるんですよね。
 恐ろしい…。
 特にトリオの頭打ちの和音隊がウマすぎて
 思わず客席で唸ってしまいました(笑)


土井康司: 行進曲「よろこびへ歩きだせ」(課題曲Ⅱ)

 なんとなんとこの日は前の2つだけで
 あとの2つは次の日、というプログラムなのに
 丸谷先生、「みんな聞きたいやろ?やってもらいましょ。」
 という一言で奏者の人たち大慌てでチェンジ(笑)
 サービス精神満載でやってくれるのも
 このバンドのスゴイところ。
 
 シンバルが普通より軽めの音で
 管のほうがシンフォニックなのに対して
 すごく明るい対照的な音に好印象♪
 おもしろいな、と素直に思った。
 だがしかしこの曲は難しい。
 テンポにしてもトリオにしても
 常に歌心がないと「聴かせ」られない曲だと感じた。


足立正: 吹奏楽のための綺想曲「じゅげむ」(課題曲Ⅲ)

 これまたサービスプログラム。
 この曲全体に対しての印象が、
 Percがとても効果的に使われていること。
 もともと楽譜自体がメリハリが利いてるのですが
 Percによってこんなにも変わるのかと
 面白かったです。中間部のリラックスした
 豊かすぎるサウンドに感動…。
 ホールを楽に響かせるというのは
 こういうことなんだ~と思いました。
 低音部の「じゅげむじゅげむ…」のフレーズが
 自然すぎてなんと書けばいいのか分からなかった(笑)


スウェアリンジェン: 狂詩曲「ノヴェナ」

 あまりに基礎的な曲すぎてこの演奏会で
 取り上げること自体が不明…。
 確かにいい曲だけどあえて選ぶ必要もないと思うし
 たぶん聴きに来ているお客さんも
 こんな曲を期待してはいないと思うのでは…。
 ここでローストとかマッキーとかの曲を
 やったりしてもおもしろいんじゃないかな~
 って思ってしまいました。残念。


~休憩~


この間に再びコンサートが。

Sax8重奏で「You Raise Me Up」を
あまり見かけないバスサックスも入れて
演奏してくれた。この曲は僕が個人的に
大好きな曲だったので感動。

そして3人でシロフォン1台を叩き、
ポップス調にアレンジされた「剣の舞」を
楽しく元気ハツラツに聞かせてくれた。
このアレンジが素晴らしい!簡単にこんな風に
アレンジできるとかカッコよすぎる!



モリセイ: 組曲「百年祭」

 なんだかすごく長かった印象。
 いい曲なんだろうけどちょっと
 退屈な感じがしてしまった感じの曲でした。
 唯一、3楽章が金管だけなのが面白くて、
 ブラスバンド好きの僕には嬉しい一コマでした(笑)


長生淳: 香り立つ刹那(課題曲Ⅴ)

 これは毎年指揮者なしでコンマスの金井先生が
 合図を出しながらやるといういかにもNOWらしい
 えげつない次元でやるのだが、今年はもう
 コンマス席じゃなくていっそのこと
 指揮台に上がっちゃえ!ということで
 金井先生の指揮による演奏。
 聴いた素直な感想は、「こんな簡単なん?」
 ってことですかね。(笑)
 ここまでスッキリ演奏されてしまうと
 7/8や5/8が続くのが別に難しいことじゃないんだ
 と錯覚してしまうくらいなのだ。
 でも楽譜がちゃんとできるのと
 それが音楽になるのとはやはり違う。
 一つ次元を超えた見事な演奏でした。


リード: 小組曲

 あまり僕もちゃんと聞いたことがないリードの作品。
 一楽章までは面白く聞いていましたが
 最後のほうはやはり少ししんどかったです、ハイ。
 もっとよく勉強しとかなくちゃ…(汗)


スミス: 華麗なる舞曲

 待ってました!とばかりに会場の空気も
 一瞬で変わるさすがの名曲!
 中川先生の素晴らし指揮とNOWの本気が
 ガチンコでぶつかり合う音楽のアツ~イ「現場」を
 鮮烈に見届けることができました(笑)
 Euph外囿さんのソロは軽く吹きすぎで苦笑…。
 Tubaもどうやったらあんなにバカバカ指が回るんでしょうね(笑)
 大熱演に感動しました。


~アンコール~


スミス: ルイ・ブルジョアの讃歌による変奏曲
 
 丸谷先生のムチャすぎるムチャぶりで
 「これもやっときましょや~」
 ってことになり驚異の2曲連続スミス…(爆)
 お客さんみんなが「マジっすか!?」って空気www
 こんなことってありえるんかなと思いながら
 観客は大興奮!こんな曲一回吹いたら
 ぶっ倒れてしまうほどキツイのに…。
 でも個人的に実は華麗なる舞曲よりも
 こっちのほうが好きでして…
 次の日に見に行けない僕は大はしゃぎ(笑)
 最高の気分でした!
 「華麗なる…」よりもさらにHrイジメの曲ですが
 大好きなN響の日高さんがトップで
 高音をキメるキメる!カッコ良すぎて
 鼻血が出そうなくらい興奮した一瞬でした。

シン・レッド・ライン

アメリカン・グラフィティⅩⅤ

を演奏。最後の曲は都響の安藤さんがドラムでした!
カッコ良かった~(T_T)



今年で僕は3年目のNOWでしたが
本当に今年は素晴らしく、
感動ずくしの演奏会でした!
来年はみなさん本当に絶対行くべき!
チケット取るのは相当難しいですが
それだけの価値がありすぎる演奏会です!
これからもこの演奏会がずっと続いてくれたらいいなぁ~
と心の底から思えた幸せな瞬間でした!

ちなみに現顧問の鹿島先生は
第1回目から全部行ってるんだとか…
さすがですね。僕も見習いたいと思います(笑)

ということでNOWのレビューでしたっ!!



   kossy
2012-04-29 23:48 | カテゴリ:コンサートレビュー
これから演奏会に行ったら
レビューを書こうと思いつきましたので、
僕たちの参考のためにも
少し報告として書くことにします。



今日は一条高校の演奏会に
行ってきました。

まず、開演1分前から
緞帳裏からコラールが…。
ものすご~くリラックスした音で
きれいなハーモニーが
こっちにも聞こえてきました。
いい演奏会になる予感…。

そして幕が開き、プログラム1番
ファンファーレ「天と大地からの恵み」
が始まりました。
演奏会の最初だからか、
少し滑り出しがぎこちなかったですが
終盤に近づくにつれ
だんだんとサウンドがまとまってきて
響きが豊かになっていきました。
八木澤さんの作品なので
最後は壮大。面白い曲でした。

2曲目は僕の大好きなピーター・グレアムの
「ゲール・フォース」
ブラスバンドが原曲のこの曲は
金管楽器軍による超絶技巧の曲なのですが
吹奏楽版ではほとんど木管に移されていて少し残念。
スピード感あふれる指回しが
クラやフルートになっていまい
ちょっと違う雰囲気に。
テンポもわりとゆっくりめなので
落ち着いた印象。
ただ、この曲の最大の聴き所の
中間部はフリューゲルホルンの
ソロから始まり、吹奏楽ならではの
木管も入った暖かいサウンド。
低音がブラスバンド並みの音量バランスが
出ていたので非常に気持ちよく聞けました。
全体を通してEuphが小さかったのが
少し残念でしたが、まぁ人数的なところもあり
仕方がなかったかな…?

3・4曲目は課題曲2曲。
「さくらのうた」は本当に良かった!
終始息の入った丁寧なサウンドで
聴いている人を一気に引き込む
圧巻の音楽表現力。
ダイナミクスとアゴーギグが
調和した素晴らしい演奏でした。

「じゅげむ」は、テンポの遅さにびっくり!
僕たちよりも20ほど遅いテンポだから
とっても丁寧に一つ一つのフレーズが
明確に見えた演奏。
中間部が終わったあとの低音のパッセージの
揃い具合と力の抜け具合に感嘆の溜息。
綺麗に吹いてました。

そして1部最後の大曲
「三つのジャポニスム」
真島俊夫作曲のこの曲は、
近年、コンクールで高校や大学・職場・一般が
多く取り上げる人気の難曲。
出だしからの『和』の響きとスピード感があり、
とても好印象。
2楽章は再び暖かい『和』のサウンドで。
3楽章はこの曲の一番の特徴の
巨大な太鼓を使ったエネルギッシュな
熱演を聴かせてくれました。
やっぱりいい曲だなと再認識。
一度はやってみたい名曲です。


続いて2部は、ジャズフィーリングの曲が多いプログラム。
各楽器のソロ盛りだくさんで
聴きごたえのある3曲でした。

・キャラバンの到着
・リベルタンゴ
・サー・デューク

リベルタンゴは僕の大好きな
ピアソラの名曲。
原曲はバンドネオンですが
アンサンブルや弦楽合奏などでも
取り上げられる曲で、吹奏楽版も
とても良かったです!

そのあといよいよこの日のゲスト
中川英二郎さんが登場!!
なんといってもこの人は
必ずテナートロンボーンを使うところがすごい。
マイクは使っていましたがテナーらしい
明るい素晴らしい音で聴衆を魅了。
ジャズ・トロンボーン奏者としての印象が強いので
プログラムがそういう曲ばかり。
少しクラシカルな曲も聞きたかったですね…。

「スペイン」から始まり
「ひまわり」「黒いオルフェ」と続いて、
生徒司会からのインタビューコーナーに。
そこで数々のテレビ音楽をやってきた中川さんに
何か一曲!というリクエストが…。
そこで吹いてくれたのはなんと…!!
僕がトロンボーン曲で一番好きな
「瞳」メインテーマのワンフレーズを…。
涙が出るほど美しく、やはりこの曲と
中川さんの相性の良さをしみじみと感じました。
この曲を聴けたので僕はもう満足(笑)
続く「ルパン三世のテーマ」での
カッコ良すぎるアドリブソロでお腹いっぱい。
アンコールではあの超有名超絶技巧曲、
「熊蜂の飛行」で締めくくられました。

「セプテンバー」、「ロンドンデリーの歌」などを
アンコールに演奏して終わり、
指揮の谷先生もクラリネットでソロをしたりと、
演出面でも面白かった演奏会。
一条高校のブランド力とオーラが感じられる
ステキな楽しい演奏会でした。


僕たちも来年に向けて演奏会の準備を
もう数か月後には始めなければなりません。
そのためにもいろいろと参考になった演奏会でした。



   kossy
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。